Ziegler's work as composer and arranger

芸術財団やフェスティバルからの委嘱を受け、パブロ・シーグレルが手掛ける数々の作曲や編曲 

 

パブロ・シーグレルはアルゼンチン演劇批評協会による作曲家賞やラテン・グラミー賞を始め、作曲家として数々の受賞歴を持ちます。シーグレルはアストル・ピアソラ、その他のトラディッショナル・タンゴ作品、自身の作品のオーケストレーションや編曲を手掛け、世界中の演奏家にその楽譜は使用されています。ここでは、シーグレルの作曲プロジェクトのほんのわずかな例をご紹介します。

作曲「プレイシス」 

 

ブリティッシュ・カウンシルから委嘱を受け、英国のコルシャムフェスティバルにて世界初演が行われた。この作品ではパブロ・シーグレルのよりコンテンポラリーサイドの作風が楽しむことができ、自身のカルテットやオーケストラ編成で録音がされている。

 

以下の映像は世界が注目する日系カナダ人のヴァイオリニスト、カレン五明とパブロ・シーグレル・カルテットのカナダ公演のビデオ。彼らは主に米国とカナダで共演を重ねている。

 

カレン・五明の使用するヴァイオリンは、プライベートスポンサーにより提供されている、1703年製のストラディヴァリウス「オーロラ Ex-Foulis」。

オーケストラ版

「ブエノスアイレスの四季」 

 

シーグレルの長年のパートナーであるオルフェウス室内管弦楽団の委嘱により、メットライフ財団の支援により、ピアソラの代表作である「ブエノスアイレスの四季」のオーケストラ版の編曲が実現した。

 

ピアソラがオーケストラ版の自作を世界初演するときシーグレルを必ず引き連れていた。この編曲は、シーグレルがピアソラと共演した経験に基づき、ピアソラの作曲への思いや独自のスタイルを忠実に守られている。また、1980年代のピアソラ五重奏団の実際の演奏も参考にされている。シーグレル版の「ブエノスアイレスの四季」は、ピアソラが最も望んだであろうオーケストラ版と言われており、世界中のオーケストラにより上演されている。

オーケストラ版 作品リスト

 

Asfalto (Pablo Ziegler)

El Empedrado (Pablo Ziegler)

Fugata (Astor Piazzolla)

Fuga y Misterio (Astor Piazzolla)

Imagenes 676 (Astor Piazzolla)

Introduccion al Angel (Astor Piazzolla)

Invierno Porteno (Astor Piazzolla)

Maria Ciudad (Pablo Ziegler)

Milonga en el Viento (Pablo Ziegler)

Niebla del Riachuelo (Juan Carlos Cobian)

Nostalgias (Juan Carlos Cobian)

Oblivion (Astor Piazzolla)

Otono Porteno (Astor Piazzolla)

Primavera Porteno (Astor Piazzolla)

Rojotango (Pablo Ziegler)

Soledad (Astor Piazzolla)

Tangata (Astor Piazzolla)

Verano Porteno (Astor Piazzolla)

アルバム "アムステルダム・ミーツ・ニュー・タンゴ"

 

シーグレルはオランダ公共放送(NPS)とコラボし、自身の作品の弦楽オーケストラとビッグバンドのための編曲を手掛けた。

 

シーグレルとメトロポール・オーケストラによる公演はライブ録音され、後に「アムステルダム・ミーツ・ニュー・タンゴ」というアルバムを発売。2013年ラテングラミー賞にノミネートされた。

作曲

「12 Horas」~重なる瞬間(とき)~

 

横浜能楽堂/横浜芸術振興財団により委嘱されたこの作品は、3部に分かれる組曲として、ピアノ、尺八、琴、バンドネオン、コントラバス、弦楽四重奏、パーカッションの編成で作曲された。

 

第1番は「二つの港」と題され、ブエノスアイレス港と横浜港を表す。第2番「海原」は、アルゼンチンと日本を結ぶ太平洋と大西洋を表す。第3番「再会」では二つの国が一つになる。世界初演は2016年2月27日および28日にみなとみらいホールにて開催される。

 

この公演では、パブロ・シーグレルと尺八奏者、藤原道山の初共演となる。共演者には日本を代表する琴奏者、奥田雅楽之一が参加する。

"アムステルダム・ミーツ・ニュー・タンゴ" 作品リスト

 

Buenos Aires Report (Pablo Ziegler)

Milonga para Hermeto (Quique Sinesi)

Blues Porteno (Pablo Ziegler)

Desperate Dance (Pablo Ziegler)

Murga del Amanecer (Pablo Ziegler)

Places (Pablo Ziegler)

Pajaro Angel (Pablo Ziegler)

Buenos Aires Dark (Pablo Ziegler)

Que lo Pario (Pablo Ziegler)

ヌエボタンゴの2台ピアノへの編曲

 

ピアソラとシーグレルの数々の作品は、エマニュエル・アックスとパブロ・シーグレルのアルバム「ロス・タンゲーロス」のリリースのために、シーグレルにより編曲が手掛けられた。

 

これらの編曲は、マルタ・アルゲリッチの愛弟子であるデュオ・レヒネル・ティエンポを含む世界を代表するピアニストたちに親しまれ、コンサートで上演され、アルバムにも収録されている。

2台ピアノ 作品リスト

 

Adios Nonino (Astor Piazzolla)

Asfalto (Pablo Ziegler)

Bueno Aires Hora Zero (Astor Piazzolla)

Decarissimo (Astor Piazzolla)

Elegante Canyenguito (Pablo Ziegler)

El Empedrado (Pablo Ziegler)

Fuga y Misterio (Astor Piazzolla)

La  Muerte del Angel (Astor Piazzolla)

Libertango (Astor Piazzolla)

Maria Ciudad (Pablo Ziegler)

Michelangelo 70 (Astor Piazzolla)

Milongueta (Pablo Ziegler)

Places (Pablo Ziegler)

Revirado (Astor Piazzolla)

Sandunga (PabloZiegler)

Soledad (Astor Piazzolla)

Tangata (Astor Piazzolla)

Verano Porteno (Astor Piazzolla)

作曲

「セルティック・フィースト」 

 

英国コンテンポラリーバレエ団からの委嘱により作曲されたこの作品は、ケルト音楽とヌエボタンゴにインスパイアされ書かれた。バレエ団はこの作品とともに全英をツアーした。

 

アルゼンチン人若手サックス奏者、フリオ・ボッティのアルバム「タンゴ・ノスタルジア」で収録されており、本アルバムは2013年ラテン・グラミー賞にノミネートされた。

映画音楽「ブエノスアイレス・コネクション」に隠された歴史 

 

シーグレルの作品「ブエノスアイレス・コネクション」は本来アルゼンチン犯罪スリラー映画のために書かれたが、政治的問題により公開が断念された。物語はアルゼンチン版のフレンチ・コネクションのようになると予定されていた。このスリルに溢れエキサイティングな音楽は、違うタイプの劇場で観客を愉しませている。

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Designed and developed by Intuition Management, Videographer: HRM, Masae Shiwa

Photographer: Melanie Futorian, Shigeto Imura, Sergio Reyes, Masae Shiwa

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